転職を考えているけど、子育て中の転職はどのタイミングが一番いいの?
子育て中でも転職は可能?
子どもが小さいうちは手がかかるので、そんな中での転職は難しいイメージがありますよね。
でも、少し大きくなれば習い事を始めたり、そのあとは小1の壁にぶつかったり…
結局ワーママの転職は子どもが何歳のときがいいの…?と悩んでいませんか?
ママの転職は子どもの年齢によって状況が大きく変わるので、転職を成功させるために転職活動のタイミングはとっても重要です!
せっかく転職活動をするなら失敗したくないですよね。
この記事では、ワーママが転職するのに最高のタイミングを子どもの年齢別に紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
結論!
子育て中の転職、ベストなタイミングは3歳~5歳の幼児期!
育休中の転職活動
赤ちゃんのお世話にも慣れてきた頃、少し時間の余裕が持てるようになってきたし転職を考えてみようかなと思っているママもいるでしょう。
しかし育休中の転職はおすすめできません。
育休中の転職活動をおすすめできない理由
- 育休は元の職場への復帰を前提としている
- 子どもの預け先がない場合、入社できない
- 入社してすぐは有給がない
育休はあくまでも元の職場への復帰を前提として取得しているため、応募した企業側にもあまりいい印象を持たれません。
やむを得ず育休中に転職活動をする場合は、どうしてこの時期の転職活動になったのか、事情を伝えられるように準備が必要です。
内定がもらえた場合でも子どもの預け先がないと入社できないため、育休中の転職活動を考えているときはまず子どもの預け先を確保してからスタートするようにしましょう。
さらに、育休中の転職は自治体によって保育園の入園が取り消しになる場合もあります。
住んでいる自治体での育休中・育休明けの転職はどう扱われるのか、しっかりと確認してくださいね。
育休中は時間の確保がしやすいので
転職サイトへの登録や自己分析、履歴書、職務経歴書の準備をしておくとスムーズに転職活動をスタートできますよ。
子どもが0歳~2歳(乳幼児期)の転職活動
この時期は初めて育児の大変さに直面し、両立を考えて転職したい…!と考えるママも多いでしょう。
しかし、子どもが0歳~2歳の時期の転職活動もなかなか難しい時期です。
0歳~2歳(乳幼児期)はこんな時期
- 免疫力が低く体調を崩しやすい
- 日常のお世話も手がかかる
- イヤイヤ期が始まるとママのメンタルも疲れやすい
0歳~2歳のころは免疫力が低く、保育園に通っていれば体調を崩すことはしょっちゅう。
大切な面接の日に突然熱が出た!となったり、入社できても急な体調不良で早退やお休みが増えることも考えられますよ。
生活の面ではママやパパがすべてお世話をする時期です。
転職活動は子どもが寝ている合間をぬって進めなくてはならず、時間捻出も難しい時期です。
そして2歳前後から始まるイヤイヤ期。
イヤイヤ期はママの精神力が試される時期で心身ともにとっても疲れる時期でもあります。
0歳~2歳(乳幼児期)に転職をする場合は?
- パパや他の家族のサポート体制を整える
- ベビーシッターや病児保育、一時預かりの利用も視野に入れる
体調を崩すことが多いこの時期は急なお休みや保育園の呼び出し対応を視野に入れて、育児のサポート体制を考えておきましょう。
パパや他の家族に対応してもらえるようにしておく、ベビーシッターなどすぐに利用できる体制を整えておくことが大切です。
また、入社直後は有給がもらえないことがほとんどのため、何かあったときは欠勤扱いとなることを頭に入れておきましょう。
どうしてもこの時期の転職活動になってしまう場合は、パート勤務も視野に入れると可能性が広がりますよ。
3歳~5歳(幼児期)の転職活動
3歳~5歳のこの時期が転職のベストタイミングです!
3歳~5歳(幼児期)はこんな時期
- 体調を崩しにくくなる
- 時間を確保しやすい
- 習い事を始める時期でもある
免疫力や体力がついてきて体調を崩しにくくなるため、保育園からの呼び出しもずいぶんと減りますよ。
子どもも保育園に慣れている時期なので、親子ともにストレスが少ない時期と言えます。
着替えなど子どもが少しずつ自分できることが増えてくるので、乳幼児期のように付きっきりでお世話をする必要はなくなり、育児も少しだけ余裕が持てるようになります。
時短勤務や延長保育などの利用で時間の確保もできますが、習い事を考え始める人も多い時期です。
習い事を始める場合は、現在の仕事、保育園、転職活動、子どもの習い事をうまく回せるように無理のないスケジュールを組みましょう。
3歳~5歳(幼児期)に転職をする場合は?
- 小1の壁を見据えた転職先を探す
- 今後の生活について具体的なイメージを持って仕事を探す
この時期の転職は数年後に控えた小1の壁を見据えた転職先を探すことが重要です。
学童は18時までのところが多く、延長保育よりも早い時間に終わってしまうところがほとんど。
小学校入学後も時短勤務ができる企業を探す、在宅ワークを探す、パート勤務をするなど選択肢はいろいろあるので、今後、仕事と家庭をどのように両立してきいきたいのかをしっかり考えてゴールを設定しましょう。
また、第二子第三子を検討している場合は育休を取りやすいか、産後も働けるかを必ずチェックしてくださいね。
子どもが小学校に入学する時期の転職活動
小学校入学前後はこんな時期
- 生活がガラリと変わる
- 勉強面サポートやメンタルのケアが必要になる
- 生活面では自分でできることが多い
子どもが小学校に入学するタイミングはママたちが転職を考える時期ですが、転職活動を始めるにはハードルが高い時期です。
小学校入学前後の転職が難しい理由
- 登校時間、下校時間が早い
- 企業によって小学校入学後は時短が使えない
- 夏休みなど長期休暇がある
- 毎日の宿題や持ち物チェックのフォローが必要
「小1の壁」と言われるように保育園→小学校では生活スタイルがガラリと変わることで転職活動が難しくなります。
小学校に入学してすぐは午前授業で毎日お弁当が必要だったり、保護者会などで平日に予定が入ることもあります。
転職活動を始める際には、まずは学童の有無、利用できるかの確認をして学童の利用が決まってからスタートしましょう。
入社してすぐは有給がもらえないため、休む=欠勤扱いとなり、結果もらえるお給料が減ってしまいます。
入社間もなく連続して休むことになれば肩身がせまい思いをして精神的に疲れてしまう場合もあるので注意が必要です。
小学校入学時に転職をする場合は?
- 小学校生活を具体的にイメージし、無理なく働けるか慎重に検討する
- 入学直後の転職は避ける
入学直後の4月は新しい生活に慣れるために子どもの十分なケアが必要になります。
転職してすぐは慣れない環境で大人も疲れますよね。
家族みんながピリピリしないためにも入学直後の4月の転職活動は避け、子どもが小学校生活に慣れてくる夏休み前後での転職を考えるといいでしょう。
【番外編】ワーママ転職を避けたい時期
これまでに挙げた子どもの年齢以外にも次の時期はママの転職は避けた方がベターです。
- 妊活中・妊娠中
- 保活中
- パパが転職活動をしているとき
- 資格の勉強中
妊活中・妊娠中の転職活動
妊活中や妊娠中の就職は入社が決まっても育休が取れない可能性があります。
育休の取得条件
- 妊娠したことの申出時点で1年以上働いている
- この先、1年以上の雇用継続見込みがある
- 週の所定労働日数が3日以上
育休が取れない場合、出産後8週間で職場復帰、それまでに子どもの預け先も決めなくてはならないため現実的とは言えません。
保活中の転職活動
採用する企業側も子どもの預け先の有無は採用を検討する上で重要な要素となります。
保活中の場合はまず保育園入園を決めてから転職活動を始めるのがいいでしょう。
求職を理由に保育園に入園できる自治体もありますが、フルタイムで働いているときよりも点数が低いことがほとんどです。
また、いつでも保育園に入園できるわけではなく、定員に空きがなければ入園できません。
待機児童が多い地域では4月の年度初めでないと入園が難しいこともあるので注意してくださいね。
夫婦同時の転職活動
ママ、パパどちらの転職であっても転職活動は家族のライフスタイルに大きな影響を与えます。
転職活動中は考えることもやることもたくさんあり、メンタルも安定しない時期ですよね。
そんな時期に夫婦で同時に転職活動をしてしまうと、お互いに気持ちに余裕がなく、家の中もあわただしくなります。
また、入社してすぐは有給が使えないため、子どもの急な体調不良や行事がある場合にママもパパも休めないという事態になりかねません。
ママ、パパどちらも転職を考えている場合には夫婦で時期やタイミングを話し合い、時期が重ならないように計画しましょう。
資格の勉強中の転職活動
キャリアアップのために資格の勉強を頑張っているママもいますよね。
資格の勉強と転職活動の両立は時間のやりくりが難しく、どちらも中途半端な結果になってしまう可能性もあります。
資格の勉強中は資格取得に集中して、無事に資格を取得できてから転職するのがおすすめです。
資格取得後であれば、資格を活かして転職活動できますし、仕事と育児で忙しい中でスキルアップに励んだというアピールの材料にもできますよ。
ワーママの転職活動を成功させるコツ
せっかく始めた転職活動で後悔しないためにも
ワーママ転職を成功させるコツをお伝えします!
ワーママの転職活動を成功させるコツ
- 子育てに理解がある会社か確認する
- 対応できる業務を伝える
- 転職エージェントを利用する
子育てに理解がある会社か確認する
求人情報をみる際には育休や時短制度がある企業か必ずチェックしましょう。
制度があっても実は前例がない企業もあるので、面接時に直接聞いてみてもいいですね。
子育て世代が多い会社は早退や休みが続いた場合も休みが取りやすい風潮があるので、こちらも面接時に聞くのがおすすめですよ。
対応できる業務を伝える
子育て中は出張や残業など対応が難しい業務もありますよね。
履歴書や面接時に出張や残業など自分がどの程度対応できるか伝えておくことで、入社後のミスマッチが少なくなり無理なく働くことができますよ。
転職エージェントを利用する
転職は情報収集だけでなく、自分の希望を整理したり書類の作成となにかと時間がかかります。
ただでさえ忙しい子育て中、転職活動にあてる時間の確保が難しいですよね。
私自身、求人情報を探すだけでも、どのサイトを利用するか悩み、数ある求人の中から自分に合った企業の探し方もわからず、一体、応募するだけでもどれだけかかるの…と途方に暮れた経験があります。
忙しいママの転職には時間をかけずに効率よく転職活動をするためには転職エージェントの利用がおすすめですよ。
転職エージェントに希望の条件を伝えると自分のニーズにあった求人を紹介してくれます。
忙しい中、自分でゼロから情報収集をしなくていいので精神的な負担を感じにくくママにはありがたいですよね。
リアルミーキャリアなら子どもの成長を考慮したキャリアプランの提案など、育児をしながら働くママを支援してくれるエージェントなので、ママの悩みに寄り添ったサポートをしてくれます。
子育てと仕事を両立したい、時短正社員で働きたいママに特におすすめですよ!
ワーママの転職活動 避けたいタイミングとベストタイミングまとめ
ママが転職を成功させるには子どもが3-5歳、小学校入学前がベストタイミング!
この先の生活について具体的なイメージを持って、小1の壁を見据えた転職先を探すのがポイント!
思い立ったらすぐに転職というわけにはいかないのがワーママの転職ですが、求人も待ってはくれないもの。
タイミングによっては大変な時期に重なることもありますが、タイミングを待ち続けていても何も変わりません。
いずれ転職しようという気持ちが少しでもあるママはいつでも転職活動が始められるよう、今のうちから具体的なビジョンや自分の経歴などをまとめておくことをおすすめします。
ママたちの転職活動がうまくいくよう応援しています!
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